産業技術総合研究所

化学物質の爆発安全情報データベース

安全科学研究部門  爆発安全研究グループ

7 沸点測定

7.1 目的

 本測定は、液体物品の沸点を測定することを目的とする。

7.2 装置及び器具

  沸点測定装置
 「自動車用非鉱油系ブレーキ液」(JIS K2233-1989)7.1.1に規定する沸点測定装置に準ずる装置とする。

                                        

沸点測定装置

7.3 測定方法

 「自動車用非鉱油系ブレーキ液」(JIS K2233-1989)7.1に規定する「平衡還流沸点試験方法」に準ずる方法とする。

7.4 操作手順

(1) フラスコに試験物品60mlと沸騰石を3個入れる。

(2) 熱源が熱板の場合には、上に直径32~38mmの孔の開いた耐熱板を置き、耐熱板の孔を通して加熱できるようにフラスコを据え付ける。

(3) 冷却器には、水を通して冷却する。

(4) 試験物品は、10±2分かけて毎秒1~5滴の速度で還流が行われるように加熱する。
次に、5±2分間は毎秒1、2滴の平衡還流速度を保持できるように加熱を調節する。さらに、2分間この状態を保持し、その間の30秒ごとに4回の温度を0.5℃まで読み取り、この平均値を測定温度とする。

(5) 別の試験物品を用いて、(1)~(4)の操作を繰り返す。

(6) 2回の測定結果を平均して整数に丸めて沸点とする。ただし、2回の測定結果の差が1℃を超えた場合は、試験をやり直す。
  (注)測定温度は、「燃料油蒸留試験方法」(JIS K2254-1980)3.6によって標準気圧(101.325kPa{760mmHg})の値に補正し、この値を測定結果とする。